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atompapa

Author:atompapa
犬が苦手だった一人の男が飼い
主になってしまった。
リーダーになるために日々努力
をするがいつも空回り。
そんな寂しく空しい日々をエッセ
イ風に紹介。
果たしてその心は彼に届く日が
くるのだろうか?
これはそんな男の心の叫びで
ある。

ぜひ、「まえがき」からお読みい
ただければ幸いです。

リンクはフリーです。
でも「リンクしたよ~」とひと言
お願いします。

アトムのプロフィール

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犬種:ウェルシュ・コーギー
性別:オス
生年月日:2001.11.12

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とうとう今度は私の出番。
オーナーハンドラーとなってアトムと四角いジャングルへ。

しかしもうお分かりかと思うが
私とアトムの関係では「輝いた二人」のように
そうそう素晴らしく輝いた事が起きるが無い。

幾度と無く失敗を繰り返し、涙をのんだ戦いも多かった。
それはすべてわたしの不甲斐なさから起こしたもので
このときほど心が通っていないのではないかと思うことはなかった。


その度、那須のブリーダーさんは冷静にアドバイスをくれた。

「ショーリードはハンドラーと犬をつなぐ唯一のもの
 ハンドラーが緊張すれば、それは犬にも伝わる。だから落ち着いて!」

とてもありがたかった。


しかしそのアドバイスをいただく度に
私はあることを思うようになってしまったのだ。

私の緊張がリードを通じて伝わるならば
私の願いはリードを通じて伝わらないのか・・・と

ま~無理もない。
私生活での関係がこの時ばかり変わるわけが無いからだ。

通常ショーに出ているワンコはショーマナーが入っているので
リングの中に立つハンドラーとワンコからは余裕すら感じられる。

しかし私には余裕が無い。
なにせパートナーがアトムだから、リングの中ではいつも考えることばかり。

いろいろ経験を重ねてきて、それなりに対応策も生まれた。
いくつか私の究極の対応策をご案内しよう。


1.「前の犬を追いかける」

   出場したワンコはジャッジの指示の元、密接した状態でリングを回り
   全体のシルエットや歩様などを見る。
   その時に遊びモードになり前の犬を追いかけてしまうのだだ。

  対策
 
   私は出番の直前にアトムを妻と子供達に渡す。
   アトムは会場の外に連れ行かれ、自転車に引かれながら
   猛ダッシュを繰り返す。

   これにより彼は疲れ果てヘロヘロ状態になる。
   やっと他のワンコと同じ落ち着いたショードックに変身するのだ。

   たとえばその日雨が降っていたならば
   それは出来ないので私は撃沈する。
   

2.「吠える、噛む」
   
   触診中に歯並びも見るのだが、その時にジャッジに歯を当てたり吠えたりしないか
   また他のワンコが審査をしている時の待機中に、隣のワンコと喧嘩をしないか
   これはかなり心配な問題だった。
   しかしこれは全く無かったので良かった。

  対策
 
   彼は私に意識ははいらないが、食べ物には最高に意識が入る。
   他のワンコへの意識を回避させるためには食べ物しかなかった。
   おかげで私のジャケットの左右のポケットの中にはさまざまな物が入っていた。
   「食パンの耳」「乾燥芋」「チーズ」「鈴カステラ」などなど。
   これが切れると縁の切れ目なのでかなりの量がポケットに。

   しかし、時として神様は私に試練をお与えになる。
   出場犬が多いときは、より他のワンコに意識が行かないように
   与え続けなければならない時があった。
   肝心な場面を向かえ、ポケットに手を入れたらカスのみ
   私は動悸とめまいと吐き気が襲い、倒れそうになったのだった。   


3.「もしもの時」
 
   どうにもご機嫌斜めでコントロールできない時

  対策
 
   普段の生活の中でアトムが嫌いなものは「掃除機」と「サクマドロップの缶」
   さすがにショーに掃除機を背負って出るわけにもいかないので
   今度はパンツのポケットに「サクマドロップの缶」をしのばせておく。
   缶の中にはパチンコ玉を1個入れ音が出るようにしておいた。


おかげで私のスーツのポケットは沢山の物で盛り上がっていたのだった。


これは余談であるが

ショーの次の日にスーツをクリーニングに出すのだが
ポケットの中の食べ物カスを取り除くのを忘れて持って行く事があった。
仕上がり時にビニール袋に入ったチーズも一緒に渡されてしまった。
私はきっとキモイ男だと思われているに違いない。


そんなこんなで輝くときがあまりなく、「数打てば当たる作戦」だった私は
那須のブリーダーさんをはじめ、一緒にショーにチャレンジしていた
オーナーハンドラーの仲間達に支えられ
2004年6月、アトムは無事チャンピオン完成となった。


atomb014b.jpg
このお立ち台の写真は、これまで影の功労者だった悪魔たちと共に撮ったものである。


いま思い出せばどれもこれも楽しい思い出となった。
私はアトムは輝いていたのか、輝けなかったのか判らないが
何かをやり遂げた思いは感無量である。

私はダメなハンドラーだったかも知れないが
アトムは輝いていたのではないだろうか。

ここでタイトルを
「輝けなかった二人」ではなく、「輝けなかった?二人」に変更したいと思う。


アトムはある理由で虚勢をしたので、再びリングに立つことは出来ないが
いつか私だけに愛情を注いでくれるコーギーとまたリングに立ちたいと思う。

そんな私だけのコーギーの誕生をある方にお願いして、この章をしめたいと思う。


ほんの短い間の小さな幸せ話にお付き合い下さいまして有難うございました。



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■コメント

輝いてたよぉ~~!!!

アトムがショードックをしていた頃。
我が家のおバカちゃんもショードックだったんだよねぇ~~

今じゃ~・・・・・・

でも、ショー会場に行くのはとっても楽しかった♪
私は、一緒に出ていたわけじゃないので、
子供の運動会を見ている感覚だったし(笑)
そんなデッカちゃんも、もうすぐ7歳だよぉ~

>ノア母
キャラとも戦ったことあったっけね。

キャラの復活はないの?
まだまだいけるでしょう。。。
なんなら私が・・・(笑

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